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立川のPAで暗雲がたちこめる |
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大田口の駐車場からスタート |
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大田口の駐車場で身支度をして、今日のリーダーの大川さんから
「登りは距離はあるけど、勾配も緩いので心配ないです。
下りが急なので注意してください!」と説明があった。
民家の間から山道へと入っていく。
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木立の中を歩き始める |
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山頂まで道標が導いてくれる |
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道標は山頂まで立てられているが、車道と間道の繰り返しで
時折、道が判らなくなる場面も・・・・。
山間の山村の雪景色を眺めながら歩いていく。 |
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@星神社の狛犬も寒そうだった |
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のどかな山村の雪景色 |
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A途中何度か車道を歩く |
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B最初の休憩 |
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最後に車道から山道に入ると、本格的な山歩きとなる。
しだいに積雪量も多くなってきた。
見上げても山頂など、まだまだ奥にあるといった感じ。 |
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ちょっとルートを外したかな? |
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Cいよいよ本格的な山道になる |
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杉林の木立の中で3回目の休憩をとる。
すでに出発してから2時間が経過していた。
下見をした香西さんから、もう直ぐ尾根にでるから!と何度か聞かされるが
なかなかそんな雰囲気ではなく、次第に傾斜も急になってくる。
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Dじっとしていると、やはり寒い! |
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そろそろペースが落ち始める |
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この三回目の休憩から杉林を抜けるまでが、疲れが出始めたのか、
今回のルートの中で一番しんどい時間帯だった。
でも杉林を抜け空が見えると、尾根が近づいてきたのが判り
気分的に楽になってきた。
次第に明るくなってきた空を見上げながら、尾根を目指して踏ん張って登っていく。
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E空も明るくなり、尾根に近づいてきた。あと一ふんばり! |
今回最後の急登を乗越すと、尾根に出た。
真綿をかぶった木々の向こうに、南の山々が見渡せた。
足元は新雪の中を先頭の大川さんはグイグイと登っていく。 |
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見上げると梶が森のシンボル、電波搭が見え始めた。
山頂までもう直ぐだと、気が焦るが、足元の新雪の下が凍っていて
油断するとズルズルと滑ってしまう。 |
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山頂まであともう少し |
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Fズルズルと落ちてくる |
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電波搭の足元まで来ると、笹原の雪道をゾロゾロと登ってくるのが見える。
山頂まで直ぐなので、アイゼンを付けずに登っているので
みなさん苦戦しているようだ。
後ろには杖立山が見える。 |
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ジタバタともがく人、黙々と登る人 |
天気の良い日だと、剣山や三嶺からでもこの梶が森はすぐに確認できる。
でも遠くから見ると、2.3つしか見えない電波搭も
実際は6基も建てられていた。
最後の電波搭を回りこんで、やっと山頂に到着した。
生憎の曇天だが360度の展望に感激!
南を見ると遠くに太平洋も確認できる。 |
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予定ではこの山頂で昼食の予定だったが、今日のこの寒さでは・・・・。
記念撮影を済ませて、梶が森山荘へ向かうことにする。
山頂からの道は、階段が行きに埋もれていて注意しながら降りていく。 |
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急いで山頂をあとにする |
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下りは滑るようにして降りていく |
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足元は階段状になっていてあぶない |
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山荘を前に早足になってくる |
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予定より30分ほど遅れて山荘に到着。
外の寒さとはうって変わって山荘の中は南国のような暖かさ。
みなさん一気に食堂になだれ込み、腰を降ろした途端にほっとする。
それぞれお弁当は持参していたが、全員がお蕎麦を注文した。
マイナスの外気の中でお弁当を食べる思いをしたら、天国と地獄の差。
暖かい蕎麦の汁が、本当に美味しかった。 |
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山頂から降りると晴れてきた |
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雪山で暖をとれる山荘はありがたい |
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開けていてもこのシーズンは、開店休業状態だろうに
商売だけではなく、山に来る人たちの為に休まずにいてくれる山荘の人に感謝・感謝!。
ゆっくりと暖をとった後、山荘の北側から下り始める。
最初は尾根を巻くようにして、緩やかな下り坂だったが
しだいに急な坂になってきた。 |
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手すりをしっかり握って降りる |
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雪の木立の中を降りていく |
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振り返ると山頂は青空! |
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転ばぬ先の杖。足元注意 |
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途中、何箇所かの鉄の階段をすべらないように降りると
次第に水の音が聞こえ始めた。
先を行く人たちから驚嘆の声が聞こえ
降りてみると凍結した滝が現れた。 |
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最後の鉄の階段 |
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思惑氷爆に感激 |
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真名井の滝だった。
滝の前面が氷結して、その奥に水が流れている。
みんな「凄い!凄い」の声。「これを見れただけでも今日は良かった!」と。
真名井の滝の感激を後に、宝福寺奥の院で一息入れ
さらに降っていくと沢筋に出た。雪で覆われた沢もとても綺麗だった。
最後に日本の滝百選のひとつ「竜王の滝」で休憩をとる。
随分と高度が下がったためか、この滝は周囲だけが凍っていたが
その落差と周りの景色が、とても見ごたえのある滝だ。 |
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真名井の滝 |
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竜王の滝 |
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滝からは少し歩いたら、バスの待つ駐車場に到着した。
慣れない雪山歩きに、何時になく疲れた山行だったけれども
一人も怪我なく無事下山できた。
時間の都合で、温泉はパスとなったけれども
雪山を存分に楽しめた山行でした。 |
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今回の山行のGPSデーター。(電池切れのため山頂までしか軌跡が記録できませんでした)
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