■■ 女木島(花見の会)  2006・04・09 ■■
先週に引き続き今月2回目の山の会。
今日はお花見とハイキングで女木島に・・・・。
新しくなった高松港の桟橋からフェリーに乗り込むと、
ザックを担いだ山の服装をした人たちが、他にも大勢乗り込んでいた。
女木島に到着後、東浦の漁港を通り、まずは島の南にある灯台を目指して歩き始める。
灯台までは島の東岸をゆっくりと高度を上げながら上がっていく。
道の脇は満開に近いソメイヨシノが並んでいる。
約25分程で島の南端、帆槌ノ鼻に到着。灯台は車道から少し下った所にあった。
サンポートを出発 オーテの石垣の横を歩く 灯台までの桜並木
折り返して車道から、「鬼が島スカイライン・ハイキングコース」と
書かれた道標から山道に入っていく
高松の町が霞んで見える ハイキングコースの入り口
この辺りは最近整備されたのか、下草が刈られ
桜の苗木が植えられている。
後、何年かすれば、高松の港からでも
この桜が咲いているのが見られることだろう。
下草が刈られ桜が植えられていた タカト山山頂直下
振り返ると、五色台や勝賀山、そして峰山やサンポートが見えるが
昨日からの黄砂のせいで、折角の展望も霞んで見える。
ヤマブキが至る所にさいている 山頂まであと一息
登山口から、約20分。ヤマブキが咲く道を歩くとタカト山(コミ山)に到着した。
地形図には記載されていないが、地元の人たちにはそう呼ばれているらしい。
三角点は2等三角点。点名は「女木島」216.3mの標高はこの島の最高点。
国土地理院の「点の記」に書かれていた、保護石4枚のうち1枚は倒れていた。
タカト山山頂で一息入れる 二等三角点「女木島」
タカト山で小休止の後、北に向かって尾根道を歩き始める。
雑木林の中の道。以前(15年も前)歩いた時は、ほとんど藪コキで
一緒に連れて行った小学生が泣き出したほどだったのに
この道も下草が刈られていて、スイスイと歩いていける。
タカト山から日蓮山に向かう ここも下草が刈られ歩きやすくなっている
尾根から一端鞍部に下がる。今度はコンクリート道を
桜のアーチの下を登り始める。
ここにはソメイヨシノの他に、オオシマサクラが白い花をつけている。
ほどなく日蓮山に到着。
桜に囲まれた日蓮が日の昇る東に向いて鎮座している。
日蓮山山頂 日蓮上人も桜に囲まれ幸せそう
日蓮山からはスミレの咲く車道を降っていく。
東浦から西浦へ向かう峠に着き、円山古墳の横を通ると
鷲ヶ峰への階段が始まる。
鷲ヶ峰への入り口 島の至る所に設置された鬼君
写真を撮ったり、お喋りしたりしながら歩いていくと
先頭の人たちは見えなくなっていた。
この会の人たちは、本当に歩くのが早い!(自分が遅いだけ!)
洞窟前の売店から、さらに石段を(不規則な)上ると展望台に到着した。
南を見ると今歩いてきた、日蓮山、タカト山が綺麗に並んでいる。
展望台から少し歩くと鷲ヶ峰山頂に到着。
振り返って日蓮山とタカト山 鷲ヶ峰から見る男木島
広場の北の端でお花見を開始する。
今日はコンビニ弁当ではなく、二段重ねのお花見弁当。
男木島を眺めながら、桜の木の下で宴会の始まり始まり!
今日の二段重ねのお花見弁当 まずは腹こしらえ
まぁまぁといつもの二人 まだ時間はお昼前
盛り上がる話題内容は、は年金について 屋島と五剣山も霞んでいます
お花見も終わり、1時の船に間に合うように下山を開始。
鷲ヶ峰を回り込むように降りて行き、洞窟の前を通って、東浦に下りる道に出る。
港には船を待つ人たちがすでに並んでいた。
海岸縁のモアイ像が、先程の日蓮上人と対峙する形で、西の空を見上げている。
菜の花の向こうに鷲ヶ峰 日蓮上人を睨み付けるモアイ像
ロープワークの講習会 フェリー待ちの人で行列ができる
昨年の飯野山でのお花見も楽しかったが
今回の女木島も、のんびり歩いて山頂でくつろぎ、本当に楽しかった。
膝を悪くされている長尾さんも、女木島ならということで久し振りに参加してくれた。
年間通しての参加は難しいけれど、無理せず、気軽に参加できるのが山楽会の良い所
だとあらためて、その良さを感じたお花見でした。
今回の山行のGPSデーター
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