■■ 洞雲山・碁石山  2006・06・04 ■■
先月から天候不順な日が続く中、山行直前になって天気予報が修正され、天気が回復。
皇踏山に続いて、この会での小豆島の山は2回目となる。
9時30分発の草壁行きのフェリーで出発。
約1時間の船旅の後、草壁からバスに乗り込み坂手へと向かう。
サンポートを出発 屋島に見えない屋島 草壁から島バス乗る
終点の坂手東で降りて、班分けで4班に分かれて出発した。
民家の間を歩き抜け、遍路道を歩く。
見上げると特徴のある姿の大嶽が見える。
咲き始めたオリーブの花 坂手東のバス停をスタート
民家の間を歩いていく 途中から遍路道へ
林道をショートカットする形で徐々に高度を上げていく。
遍路道特有の木の枝にお札が掛けられているが、シーズンでないのか
最近はあまり歩かれていないのか、足元は下草がけっこう生えている。
坂手の港が見え始めた 道はけっこう荒れている
約1キロほど登りつめると、牧場の横に出た。
丘の上には乳牛が気持ち良さそうに横たわっていた。
牧場を過ぎコンクリート道をしばらく歩くと三番奥の院の一心寺の山門に出た。
駐車場で休憩の後、岩肌にへばり付く様にして建てられた本堂に参拝。
尾根沿いにある牧場 一心寺の山門
山門の手前に戻り、尾根の南西を回りこむようにして歩く。
ウバメカシの林の間を歩くと、讃岐十景の展望台に到着した。
ここからは坂手はもちろん、草壁の町、内海湾が一望できる。
讃岐十景の展望台 洞雲山寺
展望台での景色を楽しんだ後、洞雲山寺を目指す。
島霊場1番札所の洞雲山は夏至観音で有名な札所。丁度今頃の時期から
岩肌に映る観音様を拝むことが出来るが、今日はちと時間が早かった。
洞窟の中に祀られた本尊の毘沙門天を拝んだ後、先程の展望台の方へ一端戻って
洞窟の上部へと続く階段を登っていく。
本尊は洞窟の中に祀られている 岩尾根へと登っていく
岩壁に沿って登っていくと、段々と木が低くなり
頭上が明るくなると岩尾根に出る。
この集塊岩で出来た尾根を恐る恐る北へ歩いていく。
山頂まであと一息 名前の通り岩の塊
西に切り立った尾根からの展望は小豆島一といわれるだけあって
霞んでいても絶景だ!。
ツツジの向こうに大嶽が見える 西は切り立った岩壁
石祠のある山頂を過ぎ、次のピークで小休止。
各自で行動食を口に入れて、さらに北へと進んでいく。
ここからは360度の展望。
岩尾根の主稜線を過ぎ、ウバメガシの林の中を下って行くと鞍部に出る。
山頂を振り返る 前見て歩かんと危ないで!
鞍部から登りになり暫く進むと、左に碁石山寺へ続く分岐に出た。
ここからさらに登りつめると碁石山の山頂に到着した。
山頂は木々に囲まれて展望はきかない。
碁石山への稜線歩き 山頂前の最後の急登
三角点にタッチした後、やっとの昼食!
やぶ蚊が飛び交う中で、ソソクサとおにぎりをお腹に詰め込む。
三等三角点「大滝」 やっとありつけた昼食
約20分ほどの昼食時間の後、先程の分岐まで戻り
行者尾根と呼ばれる急坂を勢い良く降っていく。
林の中から急に視界が開けると、碁石山寺の上部に出た。
行者尾根を下っていく 岩尾根に点在する碁石山寺の建物
碁石山寺で記念撮影を済ませ、林道を歩き
遍路道へと下って行く。
弘法大師に見守られて一日無事に 遍路道を下って行く
みかん畑の間を通り、民家の中を歩いて行くと
醤油の香りが漂ってきた。
マルキン醤油の古い板壁の横を過ぎると最終地点のバス停の前に丁度出た。
島で人気の宿「真里」 マルキン醤油の古い板壁
バス待ち、フェリー待ちの時間で咽こしの良い飲み物を口にして、
行きと同じフェリーのい乗り込み草壁を後にした。
梅雨入り前のラッキーな晴天の日。島の里山歩きを堪能しました。
豪華フェリーで帰路に 一日お疲れ様でした
お花見も終わり、1時の船に間に合うように下山を開始。
鷲ヶ峰を回り込むように降りて行き、洞窟の前を通って、東浦に下りる道に出る。
今回の山行のGPSデーター
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