■■ 中連寺峰・若狭峰 2008.01.06 ■■
昨年の夏に2回続けてギックリ腰を発症して以来、半年振りの山の会への参加。
今回は香川の里山歩きということで、
それなら何とか皆さんに付いていけるかな?と思い参加しました。
新年を迎え初めての日曜日。空は文句なしの青空となった。
国道32号線から「道のえき-たからだの里」の手前で県道観音寺池田線に入り
香川用水記念公園への道を走る。そこから公園には向かわずそのまま走り、
林道へと登っていくと「四国のみち」の中連寺峰登山口に到着した。
登山口には「四国のみち」の案内板 よく整備された道を登っていく
登山口からは整備された快適な道。落ち葉を踏みしめ歩いていく。
気温は低いのだけれど登って行くうちに
次第に汗ばみ、途中のの休憩でレイアー調節をする。
約40分ほどで「もみじ橋」に着いた。橋の袂に一本のもみじが植えられていた。
まずは中連寺峰を目指す 苔むすもみじ橋は滑りやすい
もみじ橋から階段の登りが延々と続く。
先ほどまではお喋りしながら歩いていたのが、さすがに口数が減ってきた。
尾根に近づくにつれ、残雪が現れた。
もみじ橋からは階段状の登りが続く 雪もちらほら、もう一息!
中連寺峰休憩所からの展望
尾根に出て、しばらく歩くと「中連寺峰休憩所」。もみじ橋から40分。
眼下には三豊平野を見下ろせ、正面には七宝山が見える。
「中連寺峰」の三角点は、休憩所手前の小高い所にあった。
(四等三角点:中連寺峰)
四島三角点「中連寺峰」755.5m これから歩く道を確認
東屋といくつかのテーブルとベンチが整備されているが
今日はそのベンチにも薄っすらと雪が積もっている。
ここでザックを降ろし、思いおもいに一息いれる。
テーブルには薄っすらと雪が残る ここから若狭峰まで1.7キロ
この休憩所からは稜線上の林道歩き。
さっきまでの無口な階段登りと違って、また会話を弾ませながら歩いていく。
車も通れる林道歩き 途中にあるハンググライダー・フライト場
途中のハンググライダーのフライト場からは、正面に大麻山が見え、
善通寺五岳や来月に予定している城山〜大高見峰そして、さぬき富士の飯野山が
陽炎のように薄っすらと見える。
ここからの展望が今回のコースの中では一番だった。
そのまま四国のみちを歩いて行くと、野鳥観察の大きな案内が設置されている。
その脇をとおり少し藪気味の道を登っていくと、若狭峰に着いた。
お喋りしながら楽しく歩く この案内板の脇を登っていくと若狭峰
樹木が生い茂り、展望はまったくない場所に三角点はあった。
(点名は若狭峰ではなく、三等三角点:湿保谷となっている)
ここにも中連寺峰同様に、鳴門岳友会山名杭が立てられていた。
(徳島145山という本を発行している徳島の山の会)

三等三角点「湿保谷」 幸せの黄色い福寿草
若狭峰から足を延ばし、ドコモの電波塔まで歩いていく。
ここで待ちに待った昼食タイム。
北に向いての土手からはさぬきの里山が遠くに見える。
背中に当たる風は冷たいけれど、雲ひとつ無い讃岐平野を見下ろしながら、
頬張るおにぎりの味は格別。
その後マグカップにいれたコーヒーもインスタントなのに
いつになく美味しく感じる。
DOCOMOのりっぱな電波塔 景色を眺めながらの昼食
電波塔の南から松の枝の間から、西と南の景色が見える。
西には雲辺寺の奥には赤星山?
東を見ると二軒茶屋方面が見える
いつものように記念撮影
猪鼻峠を目指して下る 車道をどんどん歩いていく
昼食を終えた後は、標高差350mほどを下っていきます。
途中、旧猪鼻峠を通って、二軒茶屋に続く分岐点を過ぎ
(旧猪鼻峠は昭和3年にトンネルが出来るまで、人の往来も多く、旅館まであったようです)
日陰で凍結した路面に足を取られないように歩いて行くと、
正面に山を大きく切り崩した砕石場が見え、猪鼻トンネル手前の国道に13:40に到着しました。
いつになく早い時間に下山し、帰りは「たからだの里・環の湯」の湯で
ゆっくりと汗を流して帰りました。
新年を迎えての里山歩き。のんびり歩くのを楽しんだ一日でした。
北面の日陰では路面も凍結していた この砕石場が見えると、もう直ぐ。
縦走してのバスの出迎えはありがたい 「環の湯」で風水パワーを頂く
今日のGPSのトラックです。
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