■■ 壇特山 630.6m(さぬき市)  ■■
たっぷり貯まった代休を、ちょっとは消化しようと週の真ん中で休んでみた。
平日は子供達もいないので、心置きなく山に出かけられる。
この所の冷え込みで、家から見える南の山々は、白く雪が光っている。
せっかくなので、雪見に出かけて見ることにした。
大川町の県道10号線を、大川第一中学の手前で「南川・自然の家」の標識に
沿って川沿いを南に走っていく。
道が南から東に向かい始め、山へと登り始めると登山口に着いた。
少し広くなった道の際に停める この道標が登山口
登山口の少し上で車を停めて出発!。
最初は偽木の階段が続き、しばらくするとロープが張られた急登が始まる。
この辺りでは、まだ雪はチラホラ残るだけ。
偽木の階段が登り始め 最初のロープの箇所
途中唯一見える西側の景色
急登を乗っ越し小さなピークをアップダウンする繰り返し。
次第に足元の残雪も増え始め、途中で何本もの折れた木を見かけるようになった。
雪の重みに耐えかねて、幹の途中で折れているように思った。
雪の重みに耐えかね折れた木 小さなピークが続きます
積雪は10〜20cmほどになり、踏み跡をていねいに辿って歩いていかないと
靴が埋まってしまう。
滑りやすい足元に注意 この先も急登の繰り返し
途中で二股に分かれた箇所を左にとって歩いてみる。
右に行くとどうやらreikoさんが書いていた、ゴムロープの急登らしい。
左はその巻き道だということだが、雪の積もった斜面のトラバースは
少しでもバランスを崩すとそのまま滑って落ちそうで危うい。
谷側にロープが張られても頼りにくいのです。
この斜面もバランスを崩さないように気をつかいました
少し緊張する雪の斜面のトラバースを過ぎ、またピークに出る。
右にも踏み跡があり、帰りに歩いて見ることに。
ここからしだいに積雪の量も増え、隠れた岩につまずく箇所も。
滑りそうな所ではキックステップして登っていくが
その他は、足跡の型通りに埋まらないように登っていく。
次第に増える雪の量 山頂手前の最後の急坂
最後の急登を登りきると「壇特山」の山頂に到着した。
山頂は少し広場になっていて、雪を被った台座の上に、石祠が祭られていた。
三等三角点(点名:壇特山)の横に小さな山頂標識。
北側にある木の根元だけ、雪の積もっていない場所があったので腰を降ろす。
約45分で山頂に到着 お賽銭を上げて・・・・
うす曇だった空が、次第に怪しい雰囲気になって、雪がちらつき始めた。
ほんとうは山頂で、ラーメンを食べようとコンロをもってきていたのだけれど、
コーヒーとビスケットで軽く済ませて、早めに降りることにする。
三等三角点「壇特山」 インスタントでも暖かいと美味しい
静まりかえった雪景色の中で、時折、積もった雪が木から落ちる音が聞こえてくる。
こんな冷たい山頂にも、かわいい足跡が雪の上に続いている。
山頂からは北東に少し景色が見えるだけで、標高の割には思ったほどの展望ではない。
木々の間から、僅かに見える北東の景色
こんな冷たい山の中でも・・・生きてるんだ
下りは踵滑りではしゃいで降りました
下山路は先ほどの分岐をそのまま進み、ピークから一気に下るゴムロープの道を降りていく。
雪に埋もれたゴムロープを引っ張ってみると、かなりの長さになった。
そのまま握って降りるが、雪でぬかるんだ土がすべる滑る!
防水になっていない手袋は一変に冷たくなり、握る手がとても痛い。
おっと忘れてたいつものポーズ 今回最大の難所?
それでもなんとか転ばずにおりきり、あとは雪の上を滑りながら
楽しんで降りて行く。
里山にしては、思わぬ量の積雪に、リトル雪山を楽しんだ休日でした。
今日のGPSの軌跡
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