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昨年から芳しくなかった腰の調子。休みの日に家族でボーリングをして楽しんだ後、
翌日の会社で朝くしゃみをしたら、腰が抜けてひっくり返った。
その日から三日間は靴下も自分で履けない状態だった。
それでも2週間が経過して、引き攣りは残るものの回復。
月に一度の例会に何とか参加したくて、瓶が森ならリハビリに丁度いいかと思い
無理を言って別行動をとらして貰った。
山の会の人たちは神鳴の池から西黒山経由。
残って一人、バスで瓶が森の駐車場まで運んでもらい散策開始。
まずは男山を目指し歩き始めた。
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何時もと比べ駐車場に車は10台程度と少な目!
ガスのかかった駐車場をあとに男山へと登る
途中の笹原は、植生回復の為かロープがはられ、入れなくしてある。
でも、ツツジと笹原を写そうとカメラをもった人たちは、お構いなく奥へと入っている。
見るとロープが張られている辺りの笹は枯れている。
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新緑も終わりかけのこの時期だけれども
ツツジの赤い色と若い緑のコントラストはなんとも言えず綺麗だ!。 |
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そんな景色や小さく咲く花を写しながらゆっくり登ると
男山の小屋が見え始め、
程なく山頂で休憩している人たちの声が聞こえると
30分弱で男山に到着。
山頂には蔵王権現が祀られていた。 |
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男山から女山へは快適に稜線を辿る。
氷見の笹原を見下ろしながら、熊笹の間を歩く。
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怪しかった天候も、女山に着く頃には青空が見え始めた。
見上げると青い空、見下ろすと白い雲海。
晴天の日とまた違った、素晴らしい景色を見せてくれた。
女山山頂には大勢の人が休んでいた。
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北を見ると遥かかなたまで雲の絨毯が続いている。
東を見ると、山の会の人たちが歩いてきている西黒山が滝雲の間から、顔を覗かせている。 |
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西黒山の肩越しに、落ちていく雲は
本当に滝のように見える! |
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女山山頂で、少し早い昼食を摂る。
おにぎりを頬張りながら、刻、一刻変わる景色に
箸を止めてカメラをもってうろつく。
のんびりと昼食を済ませた後、氷見の笹原を左に見ながら下山。 |
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女山から瓶が森ヒュッテへの道から見る氷見二千石は、何度見ても感動する雄大な景色だ。
四国らしからぬ、さすが二千石!だけのことはある。
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瓶が森ヒュッテの横を過ぎ、本来ならそのまま氷見の笹原を散策のつもりが
男山へのルートを確認して欲しいと会長に頼まれ、
途中から男山を目指し再度、登り始める。
この道はさすがに余り歩かれていないのか、
今までの道に比べると、少し荒れている。
男山直下では、鎖があり、短いけれども濡れた岩肌に注意が必要だ!
その旨を、女山に到着した会長に電話で伝える。 |
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鎖を登ると、先程登ってきた道に出る。
分岐点で、男山には登らず、そのまま下山。
途中雲の上に、石鎚山が顔を覗かせてくれた。 |
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先月登った、筒上山も肥大していく雲の向こうに見えた。 |
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男山から駐車場へは、氷見の景色を惜しみながらゆっくりと降りる。
到着後、駐車場で時間を潰そうと思ったが
会の人たちが着くにはまだ一時間はかかる。
もったいないので直ぐ近くの子持権現まで歩いてみる。
瓶が森林道のアスファルトを暫く歩くと、「土小屋」への道標があり
そこから山道に入る。しばらく下ると子持権現の道標。
今にも抜けそうな木道を歩くと権現の麓に到着。
ザックを祠の横に置いて登山開始。
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最初の鎖がコケと濡れた岩肌で少し不安になる。
その鎖を抜けると、見上げても端が見えない鎖が現われる。
角度はそれほどでもないが、足がかりが少ない。
急な岩ほど足で登れ!と言うけれども
とにかく腕の力で体を押し上げる。
リハビリ散策のつもりで、登山靴でなく運動靴を履いてきたのが良かった。
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爪先の感覚がわかる靴でないと、登山靴ではなかなか厳しいな!などと思いながら。
それでも何度も足を滑らせひゃっとする。
約70mの半分が濡れている。 |
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途中、何度か休憩しながらやっと登りきる。
山頂から少しだけ下り、大岩の下の蔵王権現にお参りする。
リハビリに丁度いいと思った瓶が森だったが
子持権現の鎖場は余分だった。
明日の腰のハリを気にしながら帰路につく。 |
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