■■  笠が峰  (標高560m)  ■■
さぬき市と東かがわ市の市境にある笠が峰は、その名のとおり笠を広げた形をした山です。

以前にも一度取り付きを探しに来たのですが、判らずじまいで帰ってしまった山です。

今回も本などを参考に歩き始めましたが、判らないまま、行き当たりばったりで、

山へと入って行きました。

(結局、入山地点より少し先の、下山してきた場所が一番わかりやすい道でした)

砂防ダムの工事を見上げながら歩いていき、適当にそれらしき道を上って行きました。
道は途中で切れ、沢筋を左岸に渡り、鬱蒼とした杉林の中を登って行きました。

しだいに勾配も急になり始め、木の枝を掴んでは転げないようにして進んで行きます。
途中まであった赤テープも途絶え、とにかく上へ上へと目指して登って行きました。
いつもながら大きな岩が表れると、尾根や山頂が近づいてきた目印です。

登りつめるとはっきりとした尾根ではありませんが、随分歩きやすくなりました。
しばらく歩くと稜線の登山道らしき道にでました。山頂手前には唯一の展望の開けた場所がありました。

丹生から三本松にかけての町並みが見下ろせます。
山頂は猫の額ほどの広場に、小さな祠がありました。

ここから来たに向かっての道は見えたのですが、そのまま元の道を引き返すことに。

無残にもキティちゃんのプレートは割れてしまっていました。
三角点は山頂手前にありました。

三角点から少し下って、登ってきた道とは違う、はっきりとした尾根道を歩いて行きました。

途中にある木の祠を過ぎ、下りの道らしき方向へ・・・・。

どんどんと下って行くと最後は植林地へ。

ここからは道幅も広く迷うこともなさそうなので、腰を降ろして一息入れました。

見下ろすと、五名ダムの湖畔がキラキラと輝いていました。
その植林地を抜けると、取り付き地点から少し奥に進んだ林道へ飛び出しました。

正規の登山ルートではないかもしれませんが、ここから登れば迷うことなく

藪の中を歩くことなく山頂までたどり着けるようです。
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