■■  笠山  (標高109m)  ■■
角山から降りて次に直ぐ近くの笠山に登ることにしました。

御大師池の南側に車を停めて、池の東側の堤を歩いて行くと

畑を耕しているおじいさんがいたので道を尋ねました。

「市が出る頃には皆で草刈をするんやけど、今はあれとるかもしれんでぇ」と

池の北側にある民家の横が登山口だと教えてくれました。
登っていく道の途中には石の地蔵さんが山頂近くまで並んでいます。

枯葉の道を登って行くと15分ほどで山頂に着きました。

山頂の足元には溶岩が固まった時にできる、柱状節理がくっきりと表れていました。
頂上には立ち木がないので、坂出市内を一望できます。

番の州の工業地帯の向こうに、児島まで続く瀬戸大橋も綺麗に見えました。
ほぼ360度の見晴らしは、林田の向こうの雄山や雌山、

そして直ぐ西側の金山も見ることができます。
山頂直下の西側の斜面に、龍王社が祀られていましたが

石祠は少し荒れているような雰囲気でした。
葉の落ちた雑木の南斜面を降りて行くと

木の枝から日差しが差し込み、その陽気に誘われて落ち葉の絨毯の上でに腰を降ろして

気持ちよくしばらくボ〜ッとしてから、下へと降りて行きました。
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