■■  城山  (標高462m)  ■■
『城山』と名づけられた山が地形図に記載されている山で6座、

それ以外でガイドブックに載っているのが2座、合計8座で、県内では一番多い山名です。

呼び方も『しろやま・きやま・じょうのやま』と様々で、名前の由来は、読んで字のごとくのようです。

その内の一つで一番標高の高い、坂出の『きやま』に登ってみました。

山の西麓にある『黒岩天満宮』から登ることにしました。

天満宮となれば、まずは娘のことをお願いするために参拝。

その後国旗掲揚台の横が登山口から登り始めました。
少し登ると、乾いた花崗土の道になり、西に視界が広がり大きく飯野山が見下ろせました。。
郷師山との鞍部までの途中では、凝灰岩に彫られた石仏が祀られていました。

今は屋根を付けて保護されていますが、雨風から守られその奥では

地蔵菩薩と観音菩薩が微笑んでいました。
おおよそ15分ほどで鞍部に着きました。

前回郷師山に登った時には霞んでいた西側の景色も、

今日は大麻山がはっきりと見えました。
鞍部からは尾根に沿って登って行きます。

途中竹やぶや、シダに囲われた道を抜けると遊歩道ような快適な道になりました。

一端、車道と合流する所を右に進むと、少し踏み跡が薄くはなるものの

可愛いテープを目印に進んでいき、最後に山頂下の急坂を登りきると

山頂公園に到着しました。
山頂には展望台があり、特に東から南にかけての景色は最高でした。

府中湖向こうに鷲の山。その肩越しに堂山が見え

おむすび山三兄弟も顔を覗かせていました。
南には同じ字を書く『城山』から『大高見峰』。その奥に讃岐山脈が薄く見えました。

とにかくここ最近登った里山の中では一番の展望です。
ポットからお湯を注いでコーヒーを入れて、しばらく景色に見惚れながら一服しました。

帰りは35分程で天満宮まで降りれました。

帰り道暖かい陽を浴びて、境内では梅が心地よい匂いを漂わせていました。
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