■■  紅峰  (標高245m)  ■■
王越山からの帰り道、イオンで遅い昼食を済ませて、今度は紅山に向かいました。

運動公園から峠まで車を走らせ、みかん畑への道の途中で車を置きました。

みかん畑の仲の道の途中から、みかん畑の横を上がって行きます。

途中ロープも張られていて、以前に一度だけ岩場まで来た時に、こんなに急な坂だった記憶がありません。
電波塔を過ぎさらに登って行くと道は二股に分かれています。

左に進むと以前にも来たことのある、ロッククライミング場に着きました。

まだ体がこんなにメタボでない頃、ここで岩登りにチャレンジしましたが

途中でやはり体を持ち上げる体力が無くなり、あえなく敗退した記憶があります。
元来た分岐点には戻らず、そのままこの岩場の一番低い所を登って行きました。

恐る恐る登っていき、岩の上に立つと、麓の家々が小さく見えました。

風が岩の下から気持ちよく吹き上げてきます。
岩の上から登山道を探す、藪コキの旅です。

狙いをつけて登って行くと、なんとか赤テープを見つけることが出来、そのまま当てにして登って行きました。

しかし山頂手前の石積みの周りでは、赤テープがお祭り騒ぎをしていました。

そもそもこのだらしなく垂れた赤テープは、取り付けた人の性格が判ります。

しかも帰り道、このテープに沿って下って行くと、とんでもない方向に導かれました。

この手の赤テープは信用できないというのを今回学習しました。
この赤テープ広場の石積みを過ぎてしばらく行くと、同じように石積みが残る山頂です。

三角点はありませんが、小さなプレートが掛けられていました。
山頂は平らで広く、エントツ山さんが以前『香川のボルネオ』と言っていたのを思い出しました。

こんな山頂の広い山は、登りに比べて下りで迷いやすく、

先ほどのだらしない赤テープを信じて降りて行くと、山の北側に回りこんでしまい、

結局最後はみかん畑になんとか飛び出すことが出来ました。

『行きはよいよい、帰りは怖い』、そんな里山でした。
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