■■ 前田山(三木町) 287m ■■
高松市の東部に位置する前田山。
山頂に紅白の鉄塔が建っているのが遠くからも見える。
香川医大前の道を北に進み、突き当りの三叉路を東に曲がり、
50mほどの所を山に向かって車を走らせる。
ため池の土手に車を停め、三叉路を西に歩き始めた。
道路脇の不法投棄の、なんと多いことかびっくりする。
しばらく歩くと、山裾を登るコンクリート道にでた。
果樹園の横を歩きながら山頂を目指す。
途中、北を見ると花崗土採取のために山の南側が大きく削られているのが見える。
採取の現場を過ぎ右手に石仏が祭られている所から、西に道を変えてみる。
元みかん畑の中を進むと小さな尾根筋に出て、突然道が開け神社の横にたどり着いた。
地図にも載っていないが「岩崎神社」と石碑には書かれていた。
                                      
木々の間から由良山やクレーター5座が少し霞んで見えた。
ここからは西に続く道があったが方角が違うので引き返す。どうやら道を間違えたらしい。
みかん畑の小屋の中に懐かしい木のみかん箱が山積みされていたり
廃車になったレトロな形をした車が放置されていたり、
何だかタイムスリップした気がした。
もと来た道に戻り北に山道を歩くと山の北側から尾根を越えて涼しい風が流れてきた。
尾根の北側を回りこむようにして進むと目的地の紅白の電波搭が姿を現す。
北側にはもう一搭の電波搭の横に五剣山が見える。
電波搭の下の建物にはNHKとKSBの文字が掲げられていた。
敷地のまわりにあるフェンスの北西に三角点が・・・。
  
山頂からは高松の南部市街地の広がりを見ることができ、
フェンスの北側に廻ると屋島が頭を覗かせている。
麓から全て(道を迷ったところ以外)が車道の歩きだったが
鳥たちの無く声を聞きながら一服して帰路に着いた。
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