■■ 那智山(東かがわ市) 271m ■■
今日も娘はバスケット。おまけに奥様はお茶当番で、またもや息子と二人きり。
「虎丸公園に行って見る!」と誘ってみたら、「どこの山に登るん!」・・・・と。
ギク!見透かされた。なかなか学習できていて賢いやんか!
さらに知恵がついたのか、道中の時間つぶしにゲームをポケットに入れて持ってきた。
みろく公園を過ぎ田面峠の手前のうどん屋さんで昼食後、
峠から水主に抜ける道へ車を走らせる。
最初は虎丸山の登山口を確認しに行った後、高速の側道から那智山を目指す。
裾野を走るがなかなか登山口が判らないので、近くに居たおじさんに聞いてみる.
教えられた道を登っていくと、最後の民家を過ぎて二曲がりほどで登山口に着く。
近くの水主神社 下から見る虎丸山 道路脇のりっぱな案内板
車を停める所がないので、少し下がった民家の横の道路脇に駐車する。
大きな登山口の看板の横には、木や竹の杖が何本も置かれている。
こういう山は、普段から登られている山か、地元の人が手を入れている山だと言う証拠。
この民家の手前を曲がる 案内板の脇には杖が置いてある
入り口の砂防ダムの突堤を渡り、急な斜面を登ると支尾根に出た。
尾根から右に急登を登ると、まずは一つ目の赤鳥居。
いきなり滑りそうな坂 一つ目の赤鳥居
鳥居を過ぎると暫くは傾斜が緩くなったが、直ぐにキツイのぼりになる。
鳥居辺りから展望が開けてくるが、先を行く息子も疲れてきたのか
「お父さん!先に行って」と言ってきた。
束の間の平坦道 直ぐに急登が始まる 三本松の町が見える
二つ目の鳥居が見えると、山頂はもう直ぐ!
「まだかな!まだかな!」と後ろから言い始めた頃に、山頂に到着した。
山頂には木の東屋があり、その奥に祠があった。
まずは東屋でコーヒーを入れてくつろぐ。
山頂はもう直ぐ! りっぱな東屋で休憩
コーヒーのお湯が沸く間に、山頂を探検。
祠の奥には大きな岩が転がっている。
息子に「ちょっと降りて見て来て!」と言うと、少し降って引き返してきた。
どうやら道はなかったみたいだった。
北は小豆島まで見える 祠の前で親子でシェー 命名「夫婦岩」
360度の展望を楽しみながらコーヒーを飲んでいると、早くも息子は飽きてきたのか
石投げを始めたので、入り口から持ってきた竹の杖を立てて標的に見立ててやると
喜んで熱中し始めた。
その間になんとか、タバコを吸って、コーヒーも飲み干す。
夫婦岩でのポーズ 石投げに熱中する 東屋に架けられた詩板
山頂から見える虎丸山
降りは前回同様に「尻餅をつかずに降りる選手権」
急な坂を転ばないように降りるが、息子は何度も滑ってしまい、悔しがる。
それにしても、よく滑るので、おかしいと思って靴を見てやると
靴のそこが磨り減ってツルツル状態。おまけに穴まで開いている。
出かける時に服装だけでなく、足元もチェックしてやらないと、と反省する。
「こんな靴では滑るん、あたりまえやな」と言ってやったら
少し拗ねていた機嫌が直る。
あんまり飛ばすと滑るぞ! ほ〜ら言わんこっちゃない 猪の縄わなの注意書き
山から降りると、お約束通りに虎丸公園に直行。
公園の遊具で遊んで、今度は娘の試合会場へと車を走らせる。
前回の虚空蔵山や直ぐ近くの本宮山など、この辺りの里山は、
小さいけれども本当に魅力的な里山が多い。
この息子との里山歩きが、しばらくは続けられますように!
さぁ!公園行くで! ちゃんと滑りなさい! 芝生で滑らんでも!
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