■■ 女体山(長尾)・女体山(石田)・東女体山(五名)ー(さぬき市) ■■
矢筈山の最後の急坂を降り林道にでると西側に鳥居さんがある。
長尾女体山さんへの道だ。
(先程すれ違ったLiveNatuerさんが、しめ縄に下着が何枚もぶら下っていたと教えてくれた)
林道からは40〜50m程の高度差の小ピークといった感じ。
大岩の横を降りると女体神社の石祠があり、突端の岩からはさぬきの里山や小豆島が一望できる。
昔、雨乞いの為、男性がここで裸踊りをしたらしい。

長尾女体山への鳥居 一つ目の女体神社 展望台から北側を見る
三脚が無いので、岩の上にカメラを置いてポーズをしてみるが、
足元が不安定で、如何せんサマにならない。
その内、北側から男性が二人で登ってきたので、撮影会は中止。
エントツ山さんのように、ポーズした写真を撮ってもらえばいいのだけれど
気軽に声をかけられない。
西は飯野山まで見える 足元岩場でのポーズは危険!
大岩の上で休憩した後、南の休憩所のある山頂へ歩く。
ここから降ると、大窪寺からの林道に出る。
この林道矢筈太郎兵衛線を、石田女体山に向かって歩くと、
二つ目の大きな電波搭の横に、今度は木の鳥居があり
石田女体山への入り口となる。
二つ目の電波搭 石田女体山への入り口 女体山の説明
ここにも女体神社の石祠があり、第一展望台の奥にある
第二展望台では、東の展望が開けている。
道の横には季節外れのアジサイの花が、未だ咲いていた。
二つ目の女体神社 三角点は別の場所にある
石田女体山を降り、林道をさらに進むと、三叉路に出た。
北に折れると「カメリア温泉」と書かれている。
この三叉路を南に少し歩くとガードレールの脇に、四国電力の鉄塔順回路の杭があった。
杭の横から下を覗き込むと、階段の道が見えたので降りてみることにする。
地図を見てみると、しばらく歩けば鉄塔の麓にでるはず。
カメリア温泉への分岐 この杭を目印に降りていく
林道から東女体山へは、藪コキを覚悟していただけに、
思いもよらない道の良さに、足取りも軽やかになる。
しばらく降っていくと、道の脇に道祖神が!
順回路だと思っていたが、どうやら昔からあった道のようだ。
五名辺りから登ってくる道なのかもしれない。
鉄塔を2つ程過ぎ、小さくアップダウンを繰り返す。
一つ目の鉄塔から確認したピークらしき取り付くに出るが道が無い。
仕方がないので半そでの腕を気にしながら登ってみるが、どうも東女体山の雰囲気ではない。
少し戻って東のほうを見ると、もう一つピークが確認できた。
元の道に戻り、さらに進むと鞍部に出る。
ここからピークを西に巻いて、ピークの南出ると、電力の杭。
さらに北へと道は続いているが、そのままピークを目指して藪コキをしてみる。
手前はにせピーク この杭を回り込む 3つ目の鉄塔
檀特山と笠ケ峰が見える
30mほど登ると東女体山の山頂に出た。
ここでも女体神社の石祠が出迎えてくれた。
これで「女体三昧」の完結。
3つ目の女体神社 四等三角点 二つの道標がありました
山頂からは東に道があり、降りて見ると3つ目の鉄塔にでた。
先程の巻き道に続く道だった。
鉄塔の横からはさらに東に道が続いている、このまま進めば、五名方面に行くことができそうだ。
時計を見ると3時20分。少し陽も傾きかけてきたので
元来た道を、そうそうに引き返す。
木漏れ日の中を、鳥の無く声だけが聞こえ、静かな尾根歩き。
約40分で林道に出た後、3キロのアスファルト下りを、大窪寺目指して降りていく。
南に阿讃山脈が、夕日に照らされ尾根の一つ一つまで見える。
林道を40分降ったところで大窪寺に到着した。
今回は林道の歩きが多く、その分疲れたが、東女体山への道は、思わぬ収穫だった。
時間的に大窪寺の参拝客も、もうまばらだった。
あと一ケ月もしたら紅葉を見る観光客で、この境内も賑わうことだろう。
木漏れ日の中を散策気分 鉄塔の横が東女体山 昨年の台風の爪あとが
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