■■ 落合峠〜落禿(徳島)2008.04.04  ■■
軟弱もんにとっての聖地?落合峠へ
里山のシーズンもそろそろ終わり、少しは遠出をしたくなってきた。
かといって本格的な山歩きはまだ自信が無いので、車で手軽に行けて
山の雰囲気を満喫できる山はないかと思案した結果、落合峠に出かけることにした。
前回12月に雪で進めなかった桟敷峠も、今日は快適に車を走らせることができる。
が・・・・・・!深渕を過ぎて落合峠の登りに差し掛かった途端に道の脇に雪が!
なにやら立山の雪の大谷ミニミニ版のような雰囲気になってきた。
時より落石ならぬ落雪で道幅が狭くなっている。
それでもこんなときの軽自動車は、なんと便利なことでしょう!
雪の塊を避け避け進んでいくと、突然飛び出してくる物体が!
その方が振り返ってこちらを見ている間に、なんとか写真を撮ることができました。
だんだん雪が迫ってくる 可愛い顔が振り向いてくれた!
到着した落合峠では、正面にまだ雪の残る三嶺〜西熊〜天狗塚の稜線。
東に見える矢筈にも残雪が見える。
予定していたお花見モードを切り替えて、足元にスパッツをつけて
取り合えず西の落禿目指して歩き始めた。
青空の下、残雪を踏みしめ登って行く
最初の笹原を過ぎた途端にミニ雪渓が現れた。
雪の上を歩くのは、なんだか楽しくなってくる。
所々踏み抜いてふらついたりしながらゆっくりと歩いていく。
いつもなら笹原で歩きづらい道も快適 どうしても体が斜めに・・・!
だんだんと峠に駐車した自分の車が小さくなっていく。
北を見るときれいな形をした烏帽子山が見え始めた。!
烏帽子山もくっきり見える
稜線から北側と南側で雪がはっきり別れている
ひとつ小さなピークを越え約40分ほどで落禿に到着した。
山頂にも雪がたっぷりと残っている。
サガリハゲの肩越しに、剣と次郎も見える。
エントツ山さんにもらったダブルストックで今日は歩いて来た。
2本を手に持って登頂記念?のバンザイを決めてみる。
振り返って矢筈方面 雪の山頂でバンザイ!
剣山と次郎笈も見える
山頂から少し前烏帽子山の方に歩くと、寒峰が遠くに見える。
そして手前に前烏帽子と烏帽子山。
寒峰へと続く稜線
前烏帽子山と烏帽子山
時間はまだ9時30分と随分と早い。
山頂の大岩に腰掛けて、正面に見える三嶺をのんびりとながめる。
いつもなら通過点のこのピーク。今日はここで引き返すことにした。
せっかくなので未だ歩いたことの無い、風呂塔を覗いてみることにした。
三嶺山頂 天狗塚の三角錐
里は花見のまっさかり。山ももう春が来ているだろうと早合点して出かけて
思わぬ残雪にびっくり。予定していなかった雪上歩きを思う存分楽しんで帰りました。
次に出かけた風呂塔は、途中積雪に騙し騙し走って行ったものの
キャンプ場の手前でとうとうスリップして登らなくなってしまい
前回に続き諦めて帰ることになってしまいました。
とても雰囲気のある落合峠
この岩の上でも少し横になる 風呂塔キャンプ場前で撤退
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