■■  高鉢山  (標高512m)  ■■
紅葉の時期も終わろうとしている12月の中旬。

いよいよ里山のシーズン到来とばかりに、

まずは讃岐七富士のひとつ『高鉢山』に登ってみることにしました。

いつも見ている北側からの山容と違って、麓から初めて見た『高鉢山』は

たしかに七富士に相応しい綺麗なビュートの形をしていました。
県道府中・琴南線から案内板を目印に『高鉢山キャンプ場』まで車を走らせました。

キャンプ場手前の登山口を登って行くと、キャビンの奥から丸太の階段の始まりです。

ここから山頂まで標高に合わせた512段の階段が続いています。
登山道は山の北斜面を登っていく為、足元は昨日の雨が乾かず湿りがちで

滑りやすい足元に注意しながら登って行きます。
一段一段、ゆっくりゆっくりと登って行くと

山頂には麓の『椎尾八幡神社』の末社『高鉢神社』が鎮座していました。

石のテーブルや香川銀行の地域貢献活動で建てた山名標がありました。
山頂からは北東側が開けていて、国分寺の南部の山々が遠くに見ることができました。

天気がもう少し良ければ、もっと遠くの山まで見渡せそうです。
下りは登りの時以上に足元に注意しながら降りて行きました。

日当たりの悪い厳しい条件下で、木々にはコケや地衣類が沢山共生していました。
木々もすっかり葉を落として、もう直ぐそこは冬本番です。

それでも山頂付近と麓では気温差があるのか

麓ではまだ色づいた景色を見ることができました。
帰り道、少し寄り道して『風穴』を覗いてみました。

でもここは夏に涼を求めて来るような場所。

身震いを一つして、さっさと引き上げてしまいました。
TOPページへ