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今回も平日に代休をとっての山歩き。以前から気になっていた「ファガスの森」
そこから登れる「高城山」は、スーパー林道を進んでいくと、もっと気軽に登れる
コースがあるみたいなので、安易な気持ちで出かけてみた。
山川町から神山への193号線は道沿いにシダレ桜が咲き誇っていた。
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美郷の辺りのシダレ桜 |
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道路に届きそう |
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ミツマタの花 |
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川又から土須峠に向かって走る。「岳人の森」はまだ人気が無い。
雲早トンネルを抜け一端下ると、スーパー林道のゲートがある。
が!が・が・が〜ゲートは閉まり通行止めの看板が立てられていた。
見るとスーパー林道の至る所にバツ印がついている。193号線も大釜の滝と
大轟の滝の間でも通れなくなっている。 |
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雲早隧道1・2・3(123m) |
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スーパー林道が通れない! |
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仕方がないので引き返し、スーパー林道を雲早山方面へと走っていく。
以前雲早山に出かけた帰りに車が何台か、駐車していた広場に着く。
おそらくここから尾根に沿って歩くと、
「砥石権現」まで歩けると予想して、予定変更で歩いてみることにした。 |
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道は判り易い |
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シャクナゲの木がたくさん |
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枯葉の積もった割と広い稜線を登って行く。
約25分程で四国電力の鉄塔の下に出た。
ここからは予定していた「高城山」や「砥石権現」らしいピークが見える。
けれども予想していたよりも、結構距離があるように見える!
1時間ではちょっと無理だろうな!などと考えているうちに時間が過ぎていく。
まぁでもせっかくここまで来たのだから、歩ける所までと思い直して歩き始める。
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最初に予定していた高城山のレーダーが見える。 |
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砥石権現までまだ、かなり距離があるように見える |
道は広場からは少しブッシュ気味になっていく。(保線路を間違って行かないように)
スズタケが硬くて、目を突いたり、跳ね返って手をはたいたりする。
鉄塔広場から見えた3つのピークの内の一つ目のピーク先は
足元には白い岩が痩せ尾根の道に散らばり
さらにその先は岩場のようにになっていた。 |
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スズタケのブッシュの道 |
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白い露岩が現れる |
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岩場を過ぎると、東に展望が広がる大きな岩のテラスに出る。
ここで一端腰を降ろして一息入れる。 |
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道はガレ場の雰囲気になってきた |
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石のテラスで一息入れる |
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岩のテラスからは悪戦苦闘の登りの始まりだった。
鉄塔広場からはこの二つ目のピークは「六つ目山」のように見えた。
案の定、その登りの勾配は急で、しかも石屑交じりの足元は
「石立山の竜頭谷」を思い出させる。
両手両足で登って行くが、木の根元に足を置くと踏ん張れるので、
なんとか真っ直ぐ立っていられる。
約30分の間悪戦苦闘が続き、なんとか「鹿舞ダキ山」に到着した。 |
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踏み外すと転げ落ちそうな急坂 |
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木の根元を狙ってトラバースを繰り返す |
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山頂は1330m |
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ブナ林の広がる素敵な山頂 |
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山頂には素敵な苔むしたブナの林が広がっていた。
山頂から西に歩くとある「お休み台」からは、遠くは清水峠附近まで見えるようだが
阿讃山脈の頭からしたは、今日は霞んで見える。
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「鹿舞ダキ山」から15分ほどで「砥石権現」に到着。
周囲は木々に囲まれて展望はきかないが、山名の由来どおり
足元には白い石がたくさん見える。
腰を降ろしてコンビニのおにぎりを頬張る。食後にはいつも通り
熱いブラックコーヒー。 |
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砥石権現山頂 |
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キティとヤッホー |
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今日も豪華な?食事 |
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三等三角点「東砥石権現」 |
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大きなヒメシャラ |
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大きなブナ |
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展望のない山頂ではあまり長居ができない。しかも空の雲の厚みが
どんどん暑くなってきた。天気予報の通り午後からは下り坂の様子。
コーヒーを飲んで早々に引き上げる。
途中「アケボノツツジ」の看板があり、矢印の方向に折れると
南の西三子山に向かっての展望が広がっていた。アケボノツツジはまだまだ! |
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正面に西三子山 |
「鹿舞ダキ山」の手前にガイドブックにも載っている
大きなオニギリ岩が立っている。ここから左に折れると「岳人の森」への道。
山頂にしてはゆったりとしたブナの林を抜け、
山頂直下の急坂を、とにかく転ばないように落ちていく。 |
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明るくて本当に気持ちのいい鹿舞ダキ山山頂付近 |
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分岐のオニギリ岩 |
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いつものポーズで決めてみる |
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今日は歩いている間、ずっと風の音だけが聞こえていた。
下りきった鞍部では、帽子が飛ばされそうなほどの強い風が、谷から吹き上げていた。
残りは軽いアップダウンを繰り返しながら、すこしづつ下っていった。
鉄塔広場まで戻るとあと少しで登山口。 |
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珍しい色柄の石 |
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ここまで戻るとあと一息 |
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予定していたよりもずっと長い時間あるくことになったり、
最後はちょっとした登り坂でも、直ぐに足が重くて歩けなくなったけれど、
それでもなんとか歩き通して、車を置いていた所まで到着した。
低気圧の接近で帰り道では少し雨も降り始めたが
なんとか濡れずに歩くことができた。この辺りの山にも少しづつ春が訪れ始めている
そんな感じがした平日の静かな静かな山歩きでした。
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天気はなんとかもった |
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土須峠附近の小さな滝 |
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春の訪れを感じさせる |
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50分も工事待となった帰り道 |
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