■■ 剣山(徳島県) 2008.08.12  ■■
親子二人だけで登った剣山!バテバテの親父を尻目に、走る息子!
お盆休みの中日に、「明日は山へ行ってみようよ!」と息子を誘ったら
「行ってらっしゃい!」とツレナイ返事が返ってきた。
「スキー場にあるようなリフトに乗れるし。」
「今日遊んだ穴吹川の源流があるし。」と誘い文句を並べてみた。

ちょうどテレビの、「世界の果てまで行ってQ」という番組の中で
イモトという女の子が、ナイル川の源流を辿るというコーナーがあり、
今回息子はその『源流』という言葉に引っかかったようだった。

いつものように見の越しまで車を走らせる。車を降りた途端に
久しぶりの山の空気を肌で感じた。
何度もこの山には通っているけれど、リフトに乗るのは今回が初めて。
楽チンリフトで西島まで ザックを担いで張り切る息子
西島駅からは本来の歩き。
すると突然息子が「お父さん、腰が悪いんやけん、リュック持ってあげる!」と言い出した。
30Lの普段小さいザックも、息子が担ぐと大きく見える。
歩くの早い!待ってくれ! 白骨林をバックに
時々すれ違う人達が「ぼく、すごいね」とか
「ぼく、がんばってね」とか声をかけてくれるので、
本人はますます調子に乗って、担いだままでドンドン先に歩いて行く。
子供は走ったりも出来る! この木道の先が山頂
山頂には沢山の人が腰を降ろして休憩していました。
二人で木道の脇のベンチに腰を降ろして、少し早めの昼食。
爽やかな風を体に感じながら、オニギリを口に頬張る。
到着しました、剣山山頂です。
山頂名で記念撮影 次郎笈をバックに!
娘も同じように6年前にここまで登ってきました。
その時は次郎笈までの往復
親父もまだスッキリしていました まだ木道のない頃です
山頂の周辺が少し込み合ってきたので、東側の木のテラスに移動。
親父は恒例のシェーのポーズをとるが、息子は今回新しく
「世界の果てまで行ってQ」のポーズ。
木のテラスでくつろぐ 新しいポーズ
木のテラスの上でしばらく二人でじゃれあった後、行場を目指す。
剣神社の鳥居の下から尾根道コーズを外れて行場まで下って行きます。
急な坂を下って両剣神社から少し一の森の方へ歩くと、穴吹川の源流がありました。
急な下りもスイスイと 今日の目的地の二つ目です
今回であった花
岩の間から流れ出る水に手をやり
「お父さん、冷たいよ!」と喜ぶ息子。
行場から西島への道は、お目当ての一つのキレンゲショウマが咲いている。
鹿害から守る為、今までなかった木の橋のゲートが所々に作られていた。
行場から刀掛けの松までの登りでまたもや
「お父さん大丈夫!」と言って、息子がザックを担いでくれた。

西島までの道、登ってくる人達みんなに
「こんにちは!」と大きな声で、声をかけて行く息子。
(朝は小声で応えるだけだったのに)

バテバテの親父に比べて、なんと頼もしく見えたことか。
源流到着ではしゃぐ息子 お目当ての花も見ることができました
振り返ると剣の頂の上に、青い空が広がっていました。
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