■■ 矢筈山(さぬき市) 787.7m ■■
天気予報が急に晴れマークになり、本当は遠出がしたかった。
でも、どうしても遅寝の誘惑に負けてしまい、近場の大窪寺に出かけることに。
以前、エントツ山さんとkyoさんの掲示板での遣り取りで出てきた
「女体三昧」という言葉が耳に残っていて、
矢筈山だけでなく出来たら「長尾女体山・石田女体山・東女体山」の
三山を登ろうと出かけた。
前山ダムの横を通り、多和から大窪寺の第1駐車場に着いたのが11時30分。
山門を潜り、本堂の前でGPSに電源を入れたが受信状態が悪くて
衛星がキャッチできない。こんな事なら広い駐車場で電源を入れれば良かったと反省。
諦めて本堂の手前の奥の院への道から登り始めた。
山門を潜り境内へ 登山の前に安全祈願 奥の院の道標から山道に
道は最初から階段の連続で、息を切らせながらもゆっくりと登っていく。
三脚を先日落としてしまって、写真が撮りづらい。
セルフにして階段を駆け上がるが、何度も失敗して
駆け上がっては降りての繰り返し。
上がったり降りたりで何度も取り直す 展望休憩所で最初の一服
取りあえずは展望休憩所に到着したので、水分補給をする。
ここからは南に向けての景色が良い。
(障害物がないので、ここからGPSのログが入り始めた)
昨年は家族で登ってきて、女体山まで登るつもりが、この休憩所で敗退した苦い記憶がある。
タバコを一服した後、スタート。しばらく登ると上から降りてくる人が
「お〜!○○ちゃん!」と声をかけてきた。
なんとkazashiの会長さんではないか。奥さんと義兄さんの3人で来て
女体山まで登って降りてきたらしい。
しばらく話し込んだあと、別れてまた歩き始める。
階段が終わり少し歩くと林道にでた。ここから長尾女体山への道があるが
そのまま林道を西に歩く。
女体山の南を巻いた道から急に北側の展望が開けると、矢筈山登山口の道標が見えた。
四国の道の道標 女体山の自然の説明看板
一端下ると林道に出る 林道から矢筈への登山口
登山口からは下草が生えていたので、ストックを取り出し
ニョロ対策の用心棒と蜘蛛の巣除けに使い出す。
ここから少し急登を登り尾根を目指す。
最初は急登を登っていく
尾根に出ると見晴らしの良い岩場に出くわした。
以前、reikoさんが登った時にお気に入りのビューポイントとなった岩場だった。
東西南北、360度の展望。
特に北側はさぬき市から高松市にかけての平野部が一望できる。
岩場見える讃岐平野 岩場を降りるともう一息
この岩場を越えて一端下がり、登りきると山頂に到着した。
星ケ城・城山・屋島南嶺・高野山と、県内に5箇所ある一等三角点のうちひとつが矢筈山。
(他に大山・竜王山・登尾山が県境にあります)
山頂は広いが、木々に遮られて思ったより展望は良くないので
一服した後、先ほどの岩場で昼食を摂る。
山裾から秋祭りの獅子の軽やかな太鼓の音が聞こえてくる。
山頂で記念撮影 一等三角点 標高が・・・?
今日も得意のコンビニ弁当を広げ
360度の大パノラマ(おおげさ?)を堪能しながら
ゆっくりとした時間を過ごす。
帰りの道では、一人だけすれ違い声をかけると、
こちらに気づいていなくて、驚かしてしまった。(後でLiveNatuerさんだと知る)
急坂では痛めた膝を気にしながら、滑らないように慎重に降り、
林道に出て、次の女体山へと登り始めた。
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