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西山登山口から登り始める |
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主催者さんの朝日新聞 |
最初はたっぷりと積もった落ち葉の上を綴れ折りに。
その後南に向かって進むと樹林がまばらになり始めところで、筆の山山頂に到着しました。
香色山からは丁度1時間の道のりでした。 |
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山頂はまで続く蟻の行列! |
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この辺りから南に折れる |
山頂には三角点の測量の際に用いられる、測標とよばれるやぐらが残されていました。
三角点名は筆之山、四等三角点でした。
展望は特に北の景色が開けていて、山の会で先々月に歩いた天霧山の砕石場が
ぽっかり口を開けたように見えました。遠くには瀬戸内海に浮かぶ島々が見渡せます。 |
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井戸のような跡の残る山頂 |
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ほぼ屋島と同じ高さ |
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天霧山が大きく見えます |
筆の山からも西に向かって一端降りて行きます。
この五岳の縦走は一山ごとに登り降りとなって、とにかく疲れます。
最初は急な下り坂を、足を滑らさないように歩き、少しなだらかになると
我拝師山との鞍部にあたる大坂峠に到着しました。
ここでは右と左に男性・女性が分かれてトイレ休憩となりました。 |
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せっかく登ったのにまた降りて行きます |
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大坂峠でトイレ休憩 |
峠での休憩の後、いよいよ今日の一番の難所、我拝師山への登りです。
最初はのんびりと「いいペースだ!」なんて思いながら登っていましたが
その内、廻りの木々に掴まらないと登れなくなり始めました。
途中で、迷彩服姿の自衛官の人達が「気をつけて!」と声をかけてくれました。 |
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自衛官の方、ご苦労様です |
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ゆっくり・ゆっくり登ります |
木々が疎らな所にはロープが張られていました。前の人が手を離すのを
見計らって、ロープに掴まり登って行きました。
これが雨などで足元が悪ければ、とても登れそうにない急な坂です。
六つ目山の南側からの直登を思い出しました。 |
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危ない所はロープが張られています |
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最後ののぼりに踏ん張ります |
息を切らせて何とかたどり着いた山頂は広場になっていましたが
樹林に遮られて展望はほとんど見えませんでした。
三角点は三等三角点、点名は我拝師山ではなく「禅定山」です。
ここでB班全員(100名近く)で休憩をとりました。 |
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本日最高点 |
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展望はほとんどききません |
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山頂広場を西に向かって歩くと、正面に中山、
真下に出釈迦寺奥の院が見下ろせる場所にでました。
その昔空海が多くの人を救いたいために、
わが身を投げたという「捨身ケ岳」といわれる岩場です。
今日の縦走のハイライトシーン?です。 |
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出釈迦寺奥の院を見下ろして |
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危ない所には自衛官の方が |
切り立った崖の上に自衛隊の人が立ってくれています。
「ゆっくりと、足元に注意して!」と声をかけてくれています。
岩場では転落以上に、岩の落石にも気をつかいます。
途中の鎖場も注意しながら降りていきました。 |
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捨身ケ岳の佳境にかかります |
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三点支持で気をつけて降りていきます |
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奥の院を見守ってきた石仏 |
我拝師山と中山の鞍部にある出釈迦寺で丁度昼食になりました。
お寺の方々による「かす汁」のお接待がありました。
動きを止めて、少し寒くなってきた体に暖かいもてなし、とても美味しく頂きました。
山門の横には春を感じさせる梅ノ木が・・・・。
昼食を済ませた後、奥の院を後にして、山門の横から中山目指して急登を登っていきました。
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昼食後、山門前をスタート |
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振り返って奥の院と我拝師山 |
我拝師山の登りに比べると距離も身近く、ひと踏ん張りで中山に到着しました。
山頂は平らで、木々の合間から僅かに南の景色が覗ける程度でした。
中山からは割りと平坦な道を西に進みました。
最後の火上山へは、やはり一端下って行きました。 |
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灌木の隙間から僅かに展望が! |
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中山から火上山への道 |
火上山はその昔、軍事上での重要な山だったようで
のろし台があった由縁から、名前がついたと云われています。
最後はやはり、木々に掴まりながらの急坂登りとなりました。
山頂はそれほど広くなく、B班全員(100名)が揃うと、
ラッシュ時の満員電車のようになりました。 |
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火上山山頂手前の最後の急登 |
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今日最後の五座目 |
山頂に最後尾が到着してしばらくで下山開始です。
最後の下りも気の抜けない滑りやすい道でした。
西に向いての道が北に向かって回り込むと、電波搭の足元に到着しました。
ここからは一般道。 |
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最後まで急な下りが続きます! |
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もうすぐゴールです |
最後は新聞社の方や自衛官の方たちが出迎えてくれました。
「お疲れ様でした!」と皆さんに声をかけてくれました。
帰りは善通寺市のバスで善通寺の駐車場まで送ってもらい、
車中で今日歩いた山々を眺めながら「よう歩いたね!」と |
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見上げると火上山! |
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善通寺市のバスが送迎してくれました! |
駐車場から済世橋を渡り境内に入ると、仁王門の前で完歩証明書を頂きました。
またうどんの接待もあり、県外から来た人たちも喜んで食べていました。
主催者によると数名の人のリタイアはあったものの、殆どの人たちが完歩したそうです。
縦走と云っても一山ごとに上がり降りとなるこのコース。
とても歩きこたえのある五岳縦走でした。 |
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