■■  火山  (標高259m)  ■■
津田町の雨滝山から柴谷隧道を挟んで、火山があります。

北側中腹には石切り場跡があり、その昔は四国地方の古墳にある石棺の材料として、

この火山の白色凝灰石が多く使われていたそうです。

登山口は山の南東にある西教寺にありました。

境内には本堂の中や外にも石に刻まれた磨崖仏があり、

お寺の手前で車を停めて、遊歩道の道標に従って登って行きました。
道は遊歩道になっていて瓶盥(びんだらい)までは気持ちよく歩けました。。
山頂の西の端に瓶盥。山の上に突然とその池は現れました。

どうやら火口の跡とのこと。ということは火山(ひやま)はもとは火山(かざん)?

そのびんたらいの端にはベンチがあって、東に向かって鶴羽の辺りの景色が足元に広がっていました。
手前にはドルフィンセンター、はるか向こうには淡路島?が見えます。。

ベンチに腰掛て景色を堪能した後に、もと来た道を一端戻って行きました。

遊歩道が尾根から下っていく場所で、そのまま西に向かって歩いて行きます。

途中少し藪気味の場所もありましたが、ひとつピークを越えて鞍部から登りきると

火山の山頂でした。
三角点のまわりは雑木に囲まれていて、展望はまったく望めません。

ゆっくりするなら、先ほどの瓶盥のベンチにかぎります。
三角点を早々に引き上げ。遊歩道まで出ると、あとは落ち葉の道をゆっくりと下って行きました。

西教寺にもどって境内のベンチでコーヒーとクッキーで一息。

春の里山でのんびりした昼下がりでした。
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