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「お父さん、今度の日曜日、山に行くけん!」
「え〜!SL見に行くんちゃう〜ん!」
「・・・・・?」
「あんたが見に連れてってやる、言うたんよ!」
ということで、山行はキャンセルして家族サービスと相成りました。
鬼無の線路沿いでSLの迫力に感動した帰り道、奥さんと娘が髪を切りに行くと言い出した。
シメシメと思い、「ほんだら、峰山でも散歩してくるわ!」と言ったら
息子も付いて行くと言ってくれた!(予想外の言葉にSL以上に感動)
市民病院の上の老人ホームで降ろしてもらい、ホームの園内を息子と歩き始める。
施設の北側に在る登山口を登り始めると、直ぐに足元に岩が露出はじめる。 |
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36年ぶりに走るSL |
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老人ホームの北側が登山口 |
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こもれびの中を歩く |
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この山は花崗岩・凝灰岩の上に安山岩がのっているらしいが
5分ほどで見晴らしのいい岩の上に出る。
ここからは西宝町から北に女木島がとても綺麗に見える。
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直ぐに安山岩が露出しはじめる |
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大岩の上から女木島が見える |
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時折、露出した大岩の間を抜け歩いていくと
何箇所か見晴らしの良い場所にでる。
サンポートタワーと県庁の間に挟まって屋島が横たわっている。 |
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旧市内を一望できる |
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岩の間を登っていく |
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展望のよさと足元の岩場歩きに、息子も飽きずに歩いている。
「お父さん!手を付かずに歩けるか競争しよう!」と言い出した。
岩の上を歩いたり、急な坂の箇所で滑って、何度か手を付いてしまって
「もう一度、今からね!」むきになって言うので、わざとオーバーに手を付いて
負けた振りをすると、「僕の勝〜ち!」と言って無邪気に喜んでいる。
(次に山に誘った時に、断られないようにと計算している親父だった) |
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お父さん、競争しよう! |
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ここからが尾根歩き |
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しばらくすると石の道標があり、ここからはゆっくりと歩ける尾根歩きとなった。
アスレッチックの横を通り過ぎると、展望台。
息子は、山頂の展望より、アスレチックに気がいっていて
景色を楽しむ間もなく、「早よ、降りよう」と急かしてくる。
展望台を降りて広場に出て、アスレチックコースを歩く。
つり橋を渡ったり、木の柱をトラバース?したりして楽しんでいる。
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展望台から西地区 |
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けっこう高さがあってビビル |
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クライミングの練習? |
自由広場から車道を歩き、第3駐車場の手前を、北に下がる。
最初は竹林の中を歩き、どんどん降るが、北斜面のせいか
コンクリート道がコケ生していて滑りやすい。勾配も結構急だ。
山の会の総会の帰り道。お酒をたくさん頂いたおじさん連中が、千鳥足でよくも転ばず
降りられたもんだと感心した。 |
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第3駐車場の手前を降りる |
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足元は滑りやすい |
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夕日の当る北大塚 |
ここ最近歩く機会の多い峰山は、縦横にハイキングコースがある。
山から降りて、二人で迎えを待っている間でも、リュックを背負った人が
何人か降りてきた。市内のほぼ中心部にあって、市民に愛されている山だと感じた。
一時間ほどの散歩だったけれども、父親と息子の絆を?深められた秋の日の昼下がりでした。 |
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