■■ 熊高山(さぬき市) 146m ■■
志度から寒川へ抜ける道沿い、野間池越にいつも眺めていた熊高山。
立春を過ぎた日曜の午後、散歩がてらに出かけてみた。
「里山に遊ぶ」を参考に、野間池の堤の南を車を走らせ
寒川墓地公園の標識を進み、墓地の横で車を止めた。
周りを少し歩いてみるが、登山道らしき道はなく、仕方がないので適当に山に踏み入る。
頭上に見える尾根筋をひたすら藪コキして進むと、やっとのことで尾根に出る。
時間的には大したことはなく、山頂近くの花崗岩の大岩を目指せば道に迷うこともない。
山頂には四等三角点があり、小さい山にしてはこざっぱりとした広場になっている。
その西側には「鴻の岩」といわれる花崗岩の大岩があり
ヒョイと駆け上って腰を降ろす。  
                                      
鴻の岩から西を望むと、足元に野間池、そして長尾盆地の向こうに白山が見える。
ここで何時ものようにタバコを一服。至福の時間を過ごす。
こんな低い山でも、上から見下ろす気分はなんとも言えない爽快感がある。
山頂からは北に五剣山・屋島。日盛山の向こうには小豆島が見える。
山頂から、少し下ると金毘羅神社の石の祠と広場がある。
ここからは鴨部ののどかな田園と、雨滝山と津田の海が見える。
標高の割には本当に展望のきく気持ちよい山田。
登ってきたときの藪コキに比べると、帰りはしっかりとした登山道。
花崗土の滑りやすい足元さえ注意しながら降りれば、快適な散歩道。
鳥居を潜り麓に降りると、民家の横に「熊高山登山口」の小さな標識が木にかかっていた。
車を止めた墓地公園まで、野の花を写して、春の気配を感じながらのウォーキング。
わずが1時間30分ばかりの里山で、リフレッシュして帰りました。
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