|
|
|
|
|
|
枯葉に埋もれた水準点 |
|
初めて見る派手な標識 |
|
ダム湖の湖畔越しにまずは一つ目の岩峰。
ダムを過ぎ不枌から日下峠までの途中に2つ目の岩峰。
最初はこちらの岩峰に登ってみようと思い、水主に抜ける林道を走り、取り付きを探すが
どうもそれらしい取り付き口が見つからない。仕方がないので、次に日下峠を越えて
笠ケ峰の登山口を確認するために走ってみる。
峠を下って、山沿いに道を登った所に民家があり、その横から登れるのを確認。
今度はUターンをして、また大川ダムまで戻る。ダム湖の西にある一つ目の岩峰が
取り付きやすそうなので、目標を変更して、車を停めて湖畔の西側を歩いていく。
|
|
|
|
|
|
|
最初に登る予定だった岩峰 |
|
峠の奥に笠ケ峰 |
|
湖畔沿いの道は、何箇所かあるダム湖への入水となる沢が
全て台風による土石流で埋もれてしまっている。
車は通れなくなっているが、人間は難なく通れる。
崩れた土砂を越えて歩いていくと、斜面に何となく登れそうな箇所を見つける。
取り合えずそこから登ってみる。
|
|
山頂の南側は切り立った崖 |
道は登山道というより獣道。それらしい箇所と前方を見ながら尾根に向かって登っていく。
木々の間を抜けると直ぐに、花崗岩が露出した滑りやすい岩肌となる。
低い木々に掴まりながら登ると前方に支尾根の一つが見えてきた。
低木の間を通り、その尾根に向かって登っていく。
|
|
尾根の途中からは、眼下に大川ダムのダム湖が見え始める。
こんな山を登る物好きもいないだろうな〜などと汗を掻きながら思いながら登っていくと
なんとコーヒーの空き缶がひとつ。さらに稜線にでる手前にはお茶のペットボトルが!
ここまで登ってくる人に、観光客とか一般の人はいないなず。
山好きの人か、山仕事の人が、こんな風にゴミを落として行くことが考えられない。 |
|
|
|
|
|
|
大川ダムの湖畔を見下ろす |
|
こんな辺鄙な山にもゴミが! |
|
それまで東側の景色だけだったのが、稜線に出た途端に360度展望が開けた。
西は高松南部の山から五色台や屋島、五剣山。北は志度湾の向こうに小豆島まで見える。
標高は低いが、近くにある高仙山や女体山にひけをとらない見晴らしの良さだ。
|
|
|
|
|
|
|
この地域の山によく見られる花崗岩の稜線 |
|
低い割には展望はバツグン |
|
南側を見ると、305mのピーク。その奥には檀特山が見える。
それにしてもいい天気。雲ひとつ無い里山日和?
松の緑も明るく目に映る。
|
|
|
|
|
|
|
右端305m峰、中央奥が檀特山 |
|
南の稜線から登って来た峰を見る! |
|
北側の景色を見下ろせる岩に腰を降ろして
持ってきた水筒から、カップに入れたインスタントコーヒーにお湯を注ぐ。
前回の五剣山歩きの時に買ったクッキーも取り出して頬張る。
時折、ダムの横の県道を走る車の音は聞こえてくるけれど
あとは鳥のさえずりだけが聞こえる。コーヒーを飲みながら
「は〜」とため息。至福の瞬間です。
|
|
|
|
|
|
|
少しはマシになったか! |
|
インスタントでも美味しく感じます |
|
クッキーと展望をおやつに、ゆっくり休んだ後、下山の開始。
登ってきた道を辿れたのは、降り始めて少しの間だけ。
後は、木々に掴まりながらとにかく、下に下にと降りていく。
登りより幾分北側に降っているのだけ判った。 |
|
|
|
|
|
|
北に少し稜線を下りた所から振り返る |
|
セメントの杭が埋まっていた |
|
|
|
|
|
|
|
ずるずる滑った岩肌 |
|
登りと違う道を・・・・ |
|
下降の半分位からは藪コキもどきになってきた。
とにかく沢ではなく尾根にと思うのだけれど、地形も曖昧で判りづらい。
たいした距離でもないので、構わず沢筋を降っていくと、苦戦しながらも
取り付きとなるダム湖畔にたどり着いた。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
下ってきた沢筋 |
|
近くにあった岩塊 |
|
僅か2時間ほどの山歩きだけれども、展望フェチとしては充分に満足のいく山だった。
日曜のちょっとした空き時間に。思いつきで登れてしまう香川の里山。
探してみると、まだまだ面白そうな里山を見つけられそう。
でも今里山シーズンはそろそろ終わりを告げようとしている
またこの冬までに、目ぼしい山をピックアップしておこう! |
|
ダム湖越しに見た無名峰 |
|
|
今回のGPSトラック |